記事「2010年代」 の 検索結果 813 件
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『ザ・ライト エクソシストの真実』: 実に論理的なオカルト映画に興味津々 @レンタルDVDホラー映画の棚に並んでいましたが、ホラーというよりは、神を信じるひと・信じないひとのヒューマンドラマです。 いまなおバチカンで続いている悪魔祓い・エクソシスト。 正規な役職なのだそうだ..
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『みんなで一緒に暮らしたら』: 題材は興味深いが、ちょっと雑な出来栄え @ロードショウ・単館系ジェーン・フォンダ、ジェラルディン・チャップリンら人生の終焉近い男女5人が共同生活を始める。 人生のエンディングをどのように迎えたらよいのか、興味深い題材でした。 ですが、ちょっと出来..
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『北のカナリアたち』: スターが「嫌ミス」を感動編に変容させた映画 @ロードショウ・シネコン湊かなえの短編が原作。 嫌な気持が後味に残る湊作品に、スター吉永小百合が出演。 どうなのかしらん・・・ と思っていましたが、原作ならぬ「原案小説」とクレジットされています。 ならば、ス..
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『かいじゅうたちのいるところ』: かいじゅうたちがいるところ、ってどこなのか @レンタルDVDスパイク・ジョーンズ監督がベストセラー絵本を映画化した『かいじゅうたちのいるところ』。 公開時に観たかったのですが、見逃していました。 絵本は、(立ち読みですが)読みました。 当時から疑..
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『ルルドの泉で』: 神の奇蹟か、神の不在か @レンタルDVDフランスとスペインの国境にあるルルドの泉。 聖母マリアが出現したという逸話と、その泉の水を浴びると病が治るということで、一大巡礼地になっています。 そのルルドの泉で、ひとりの女性に起こった..
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『恋と愛の測り方』: ラブコメではありません、悪しからず @レンタルDVDラブコメのようなタイトルの『恋と愛の測り方』。 主演もキーラ・ナイトレイなので、もしかしてラブコメ? と思ったけれども、そうではありませんでした。 『ブルー・バレンタイン』を彷彿させるよう..
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『捜査官X』: ミステリーと武侠のヘンテコリンな出逢い @レンタルDVD『ラヴソング』のピーター・チャン監督の新作は、金城武のミステリー篇とドニー・イェンの武侠篇がヘンテコリンに出逢った映画になってしまい、とても哀しい。 中国僻地の農村で、お尋ね者二人が弱弱..
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『ポテチ』: 真面目なワンダー、伊坂幸太郎的映画なんでしょうね @レンタルDVD伊坂幸太郎の原作を中村義洋監督が映画化した第何弾目かの作品です。 この組み合わせ、たぶん相性がいいのでしょうね。 コンビ作はいくつかありますが、観たのは『アヒルと鴨のコインロッカー』に続い..
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『最終目的地』: 文学と映画の至福の出逢いを堪能 @ロードショウ・単館系『眺めのいい部屋』『日の名残り』のジェイムズ・アイヴォリー監督の現在のところの最新作。 もう監督も高齢なので、このあと、作品を撮れるかどうか、心配。 また、名匠アイヴォリー監督作品ながら、..
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『キツツキと雨』: 悪くはないが長くて起伏に欠ける @レンタルDVD自信のない新人映画監督が、デビュー作のゾンビ映画を撮る過程で、初老の木こりと会って、互いが少しずつ変わっていく。 まぁ、何かの出来事でひとが変わっていく、というのは映画の王道なわけで。 そ..
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『昼下がり、ローマの恋』: ロマンチックなタイトルとは裏腹なコメディ @レンタルDVDタイトル『ローマ、昼下がりの恋』だと思っていました。 オードリー・ヘップバーンの『昼下がりの情事』のイメージが強かったのかなぁ。 それはさておき、映画の内容。 ロマンチックなタイトルとは..
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『父の初七日』: 台湾版『お葬式』 @レンタルDVD初七日というのは、故人が亡くなってから七日経ってなんたらかんたらなる、という仏教の用語です。 ですが、この映画では、単に、亡くなってから七日目ということ。 道教の教えで、故人と家族の暦から..