記事「scenery」 の 検索結果 226 件
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御籤鄙びた 田舎町の社 小さな 縁日を歩けば 赤い 裸電球の列が 小さな 列を作って並ぶ 戯る 子供の声はか細く 小さな 風鈴の音のようで さざめく 木々の梢..
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海風海風が吹き付ける 浜の松がざわめく 夏の空と夏の海が 透明なブルーに染め上げた風 白い鳥が翼広げて 風を一杯にはらんだ 空に足を掛けながら 中天高く舞い上がる ..
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陸風暮れてゆく海の向こうに 心を解き放てば 薄紫の雲に戯れ 水面をかすめる また来る明日を待ちきれなくて 波打ち際に足を運べば 寄波が足を捉えて ふと歩みを止める 思い..
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花火あなたはまだ 覚えているでしょうか あの日あの夜 見上げた花火を 夏の湿った風に乗って 欠けた月に届け そう思いながら見上げた 花火を わざわざ 花火問屋に足を運ん..
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ありがとう ~君と月に~夜更けのベッドルームで 携帯電話が震える 君から届いたのは 一行だけのメール 「今夜は月が綺麗です」 やや寝ぼけ気味の目を 擦りながら起きだして 口の中でボソ..
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アイスコーヒーあなたを待つ喫茶店 窓際の席から街が見える 夏の陽射しの強さが クーラーの冷風を押しのけてる 貴方の来るのを待ちながら アイスコーヒーをかき回してみる 氷とグラスの..
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夜景 (都会)都会の夜景 ぼくはそれほど嫌いではない 鮮やかな光が縁取る 都会の夜は美しい ましてそこに君がいて 風に髪をなびかせていれば ぼくはもう何もいらない 本当にそう思っているんだ..
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LIMELIGHT3年ぶりかしら 煙草に火をつけるのは 忘れかけていた煙の香り 通り過ぎてゆく 梅雨の重い風が 紫陽花の紫を運んでくる 貴方を思い出した ピアノを弾く貴方を 思わず知らず..
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傘の花梅雨の空から 雨が落ちてくる 銀色の細い糸 絶え間なく しとしとと降る 音も立てずに でもわたしの耳には 音が聞こえる 灰色にくすんだ 都会の谷間 だけど色鮮やかな..
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路面電車路面電車に 久しぶりに揺られてみる あの頃がなんだか懐かしいわね 今ではすっかり冷房もついてるし でもわたしは 窓から吹き込む風が好きだわ 通学の足に毎日乗ってたけど そ..
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妖精の夜雨上がりの街 眩しいくらいの光が 今夜はやけに綺麗で 雨が埃を流したから? そういえば 見える星の数も いつもより多いみたい 持っている鞄が ちょっとだけ軽..
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春風に誘われて春風に誘われて ツツジが色を添える 空が冴え渡る 鳥がはばたきを軽くする 町が陽気になる 歌声が大きくなる 空気が明るくなる 人々の仮面がはがれる ..